アイディア会議は、政党の勉強会をどなたでも参加できるオープンな場とすることで、政策立案の0から参加・体験頂くことを目的のひとつとしています。今回のテーマは「ひとり親家庭の支援」であります。以下、主な議論を紹介させて頂きます。
・参加メンバーによる主な情報提供
⇒「厚労省のひとり親世帯等調査結果について」
⇒「ひとり親支援の川崎市の現状と他都市事例について」
⇒「身の回りのひとり親家庭へのヒアリング調査について」
・情報提供を踏まえての主な意見交換
1、平均年間収入では、母子家庭が243万円、父子家庭が420万円。母親の場合、子育てしながらのフルタイム正規職員として働くことが難しい状況が見えることから、母親がフルタイム正規職員として働ける環境整備が必要ではないか。
2、各種貸付金、助成制度などがあるものの、まだまだ拡充が必要ではないか。また現状の小・中学生対象の学習支援で貧困の連鎖を断ち切れるのか。さらに大阪の「塾代バウチャー制度」の採用や精神面からの孤立を防ぐ方法の議論を深める必要があるのではないか。
3、学費に苦労するという話はあるが、どこまで公的に保障する社会を目指したいのかを議論する必要がある。また、母子家庭といっても養育費の受け取り状況など様々な状況にある。一括りで支援メニューをそろえることは、目的と効果の検証を十分に行う必要があるのではないか。
次回の第18回勉強会は、1月19日(土)14時から開催予定です。
見学などご希望の場合は、問い合わせページよりお気軽にお声かけください。
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【これまでのテーマ】
議員の出張視察、防災、いじめ、観光、国際化、外国語教育、市民館、消防団、動物愛護、避難所認知度、選挙投票率、公園活用、ひとり親家庭
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担当 坂巻